2005年06月

MC終焉。

「MCなんてしねえよ。最高の歌をめいっぱい届けてぇんだ。」
~横山剣(クレイジーケンバンド)~

それにしても忘れがちなこと。
曲間MCの目的は「笑い」ではないってこと。
MCはどんな形態であれ、「曲の雰囲気作り」のために存在している。

オチのない自分の経験話やら、お決まりの自虐ネタやら、
わざわざステージでする必要のない季節の挨拶やら、
歌に関係の無いメンバー紹介やら、
あまりに唐突なモノマネ、流れに関係の無い手品などなど。
振り返ると僕も、実に無意味なMCを随分としてきてしまったわ・・。

こんなぐだぐだも、
もう少し歌にパワーを傾けようっていう、自分への戒めです、はい。
歌を叫びたくてステージに立ったことを、
やっとこさ、思い出したのです。

アカペラバンドが立つために。

「ハモることが嬉しい」だとか、「メンバーで集まっていると楽しい」だとか、
を通り過ぎたアカペラバンドが、存在する理由は、
次の3つのどれかなんだろう、と僕は思う。

①アカペラの技術を追求するバンド。倍音の響きを徹底追求みたいな。
②MCを含めて、声だけでできるエンターテイメントを追求するバンド。お客さんの反応重視。
③自分の中の葛藤や訴えをアカペラで表現することを追求するバンド。

さて。FANTAは今どこに立っているのだろう?
やはり②か?それとも実は③の傾向が強いのか?まさか大穴で①か?
はたまた依然として①②③以前の段階なのか?

ただ自分に言い聞かせたいことは、
路線はどうあれ、少なくとも「追求」だけは忘れたくない、
ということ。

FANTAの立ち位置をもう一度確認しなくてはならない今、
自分の信じる歌を、めいっぱい歌い続ければ、
「何か」が見つかる!と信じている。
とても、とても、切実に。
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